2019年度 福島ダイアログ実施計画

 

概要:2019年度福島ダイアログは、834日にいわき市、1278日(予定)に福島市を会場に二回開催することとする。8月は福島の一次産業の復興をテーマとし、主として農業と漁業に焦点を当てる予定である。12月は、ダイアログセミナーを通じて海外は福島の経験をどのように受け取ったかをテーマとし、現在進められているICRP勧告のリバイズにどのように福島の経験がどのように反映されたかを組み込みながら、参加者に対してダイアログの成果をフィードバックする機会とする予定である。

 

2019年度 第1回計画:

〈日時〉 83日土曜日 84日日曜日

〈会場〉 いわき市東日本国際大学 101大教室

     東京駅から常磐線特急ひたち乗車し、いわき駅下車。徒歩15分。

  ※海外からの参加者で、宿泊予約をご希望の方はお早めにご連絡ください。

〈テーマ〉 福島の復興はどこまで進んだのか−農業と漁業を中心として−

〈目的〉 原発事故から8年が経過したが、福島県内の産業、特に一次産業には依然として原発事故の大きな影響が残されている。影響は、放射性物質への対応のみならず、社会的な側面の比重が大きくなっており、課題は生産の現場のみならず、流通・小売、消費まで及んでいる。このため、事故の影響の全容を見渡すことが難しくなっている。そこで、ダイアログセミナーの場を利用し、生産から流通・小売、消費のそれぞれのステークホルダーを交え、農業と漁業の現状について話し合い、また現場における実態と課題について国内外に発信する機会としたい。2日の日程のうち、1日については現地視察を取り入れ、より実情についての理解を深めることとしたい。現地視察については、受け入れ準備の調整のため、先着順事前申し込み者のみとするが、2日目のダイアログについてはこれまでどおり、自由参加とする。
また、ICRPTG93で現在行われているICRP109111のリバイズの状況についてTG93座長の甲斐先生からご紹介いただく予定。

なお、発表者、視察先とも現在打診中のため、今後、変更の可能性もある。

〈プログラム概要〉

83日 9時〜現地視察 午前中:いわき市の漁業関係施設の視察

              午後:避難指示解除区域の農業の視察

84日 9時〜12時 発表者による発表

12時〜13時 休憩

13時〜16時半 各参加者によるラウンドテーブルを囲んでの対話。

 

2019年度 第2回計画:

〈日時〉 1214日土曜日 15月日曜日

〈会場〉 福島市内(会場未定)

〈テーマ〉 ダイアログセミナーを通じて福島の経験はどのように受け取られたか

〈概要〉 2011年から続けられてきたダイアログセミナーは、被災地域の住民を主体としながら、専門家や復興へ関わるステークホルダーも参加し、復興についての意見を交換する場であると同時に、国内外への発信も行ってきた。ダイアログセミナーの試みは、国内外でどのように受け止められ、生かされてきたのか。参加者に対するフィードバックの機会とする。

ICRP TG93で現在進められているICRP109111勧告のリバイズの内容について、日本人委員の甲斐先生から説明をいただき、ICRPがダイアログセミナーからなにを得たのかを聴衆にフィードバックする機会とする。ICRPという組織の沿革となぜダイアログセミナーを開くことになったのかと言った経緯の説明もあわせて行う。

14日、15日ともに午前中を発表、午後はダイアログの時間とする。ダイアログにはワークショップ形式を行うことも検討する。