2024年4月11日、福島原発事故後の状況を視察にきたフランスのANCCLI(全国原子力地方情報委員会連合)の訪問団と、山木屋公民館で懇談会を行いました。
CLI(原子力地方情報委員会)は、フランスの原子力が立地するすべての地域に設立が義務付けられている住民参加型の情報委員会です。原子力発電所の運営が、地域に開かれた透明性のあるものになることを目的としています。その全国連合がANCCLIになります。
ANCCLIには、第23回福島ダイアログでオンラインから参加し、発表をしていただきました。また、事務局のイブ・ルールーさんには、NPO福島ダイアログのアドバイザリー・コミッティーのメンバーにもなっていただいています。
原発事故後の情報公開のあり方、被災地や被災住民の状況などについてたくさんのご質問をいただきました。地域の代表で構成された訪問団だったため、住民がどう思っているか、どうなっているのかということについての関心が高かったと思います。
懇談会には、福島大学地域未来デザインセンターにも参加していただきました。ご協力、ありがとうございました。
また、会場を貸してくださいました山木屋公民館にも御礼申し上げます。
*参考資料
・第23回福島ダイアログでのANCCLI事務局の発表プレゼンテーション
・第23回福島ダイアログでのANCCLI事務局の発表動画