語りあう力、分かちあう力、
あたらしい未来を生みだす力。
福島第一原発事故のあと、
私たちは福島で起きた
現実について語りあい、
耳を傾けあう場を続けて来ました。
自分たちで理解するために、
よりよい社会をつくるために、
そして、この出来事を
未来へ伝えるために。

日々のレポート・ニュース
原発事故から時間が経過し、世界情勢も社会状況も大きく変動期を迎える中、NPO福島ダイアログの今後の方向性について、総会で以下のように決定いたしました。
2022年2月19日土曜日、日本技術士会の45歳以下の若手技術士で構成される青年技術士支援委員会2月期CPD行事として、NPO福島ダイアログの安東が「福島原発事故から学ぶリスクコミュニケーション~NPO法人福島ダイアログの活動経験をモデルに~」との題で講演を致しました。
2020年12月に行われた福島の復興に関するICRPの国際会議の抄録集、”Proceedings of the International Conference on Recovery after Nucle […]

コラム
2021年11月、アメリカ・パシフィック・ノースウェスト国立研究所がIAEAと共催で開催した「環境修復に関する国際サミット」での理事長安東の発表資料とスライドを公開いたします。(原文英語)
2021年12月25日に富岡町で行われた パフォーマンスユニットhumunus ツアープロジェクト@福島県富岡町「-うつほの襞 / 漂流の景-」 の感想です。

ダイアログについて
私たちの行ってきた「ダイアログ」は、なにかの問題に対して結論を出したり、
社会的な行動を用意する「会議」ではありません。
ただ、原発事故後の福島の状況を知りたい、共有したい、聞いてもらいたいことがある、話を聞きたい、
という人たちが集まり、互いの言い分に耳を傾けあい、それぞれの考えを交わす、それだけの集まりです。
私たちが行っていること
・これまでの過去のダイアログの成果を継承し、次の世代へ引き継ぐ
・互いの考えや状況を共有するためのダイアログを継続する
・原発事故後、ダイアログを通じて培った国内、海外との交流を持続する
・これらは、地元の主体性によって行う

考えや立場の違いによって生まれてしまった「分断」のなかで、互いの意見を共有することで、
その違いがなにに起因するのか、どのように違いがあるのかを探る。
そんな試みは、変わってしまった暮らしを立て直し、いまだ変わりつつある私たちの未来を考えていくうえで、
目に見えない形で大きな力となることを、私たちはこれまでの経験で知っています。
原発事故は、世界の歴史に残る大きな災厄でしたが、その経験を、ただ不幸なものとして終わらせず、
福島を発信源として、未来へつなぐとともに、あらたな価値を生み出す場として、
社会に寄与することを、私たちは目指しています。
◎入会については、こちらをご覧ください。

寄付について
私たちの活動は、会費と補助金等の事業収入、皆さまからのご寄付によって支えられています。
長期にわたる復興プロセスに寄与すべく、海外の方たちの協力も仰ぎながら、
地に足のついた活動を続けていきたいと思っています。
ご支援を賜りましたら幸甚に存じます。
●ゆうちょ銀行
【記号・番号】
18220-38579651
【加入者名】
特定非営利活動法人福島ダイアログ
(トクテイヒエイリカツドウホウジンフクシマダイアログ)
●ゆうちょ銀行以外からのお振り込みの場合
【店名】
八二八(ハチニハチ)店
【店番】
828
【預金種目・口座番号】
普通預金 3857965
【名義】
特定非営利活動法人福島ダイアログ
(トクテイヒエイリカツドウホウジンフクシマダイアログ)
※ お振り込みいただける場合は、事前に
までメールでご連絡いただけますと幸いです。
●クレジットカード決済こちらより
●PayPal決済こちらより


記録プロジェクト
2020年、福島県ダイアログ「記録プロジェクト」が始まります。断片的だったこれまでの取り組みを再編集し、次世代に残すべく、新たな記録として編み直し、引き継ぐプロジェクトです。定期的にレポートを公開し、年度末には “報告書籍” を製作いたします。
(令和2年度 福島県ふるさと・きずな維持・再生支援補助金対象事業)
NPO福島ダイアログ理事長:安東量子
参加者として、その後運営として関わる事になった私の視点からダイアログを振り返ります。
ジャック・ロシャールさん
長年ダイアログの司会を務めてきた彼から、これまでの歩みについて話していただきました。
発表:アナスタシア・フェドセンカさん
チェルノブイリ事故後の活動と記録、福島へのメッセージを話してくださいました。


これまでの活動
ICRP(国際放射線防護委員会)ダイアログの紹介ページ
2011年から2018年までの活動が記録されています
- 2011〜2016
http://www.icrp.org/page.asp?id=189 - 2016〜2018
http://www.icrp.org/page.asp?id=352